このまちを消滅させない

今年の4月、人口減少が進む日本を騒がせるニュースが駆け巡りました。

「”消滅する可能性がある”744自治体 全体の4割に 人口戦略会議」(NHK)

香川県では、さぬき市、琴平町、土庄町、そして東かがわ市が該当しています。

≪2024年4月25日四国新聞より≫

 

この日から至る所で、

「市長、このまち無くなるんか?」

「私ら、もうここにはおれんようになるんかいな?」

と不安の声を多く頂くようになりました。

ご安心ください、このまちは消滅させません!!

そもそも「消滅」とは、「跡形もなく消えてなくなること」。今回の発表は、「30年後に若年女性が半分になること」一点のみをもって「消滅可能性」と定義づけています。「消滅」の根拠は全くありません。

私たち、そして諸先輩方が築き上げてきた、このまちに根差す歴史・伝統・文化・生活・社会はこれからも続いていきます。もちろん、これから「人」は減っていきます。それに伴って、「モノ」も少なくなります。ただ、以前のブログでもまとめましたが、減ることが問題なのではなく、「人口減少によって起こる社会課題が問題」ということです。そして、人口が減っていく中でも「ワクワクする東かがわ市」をつくっていきます。

課題解決のために、様々な手を打っています。

最近の例を紹介しますと、「東かがわ市が、SNS等のインターネットや、テレビ・新聞によく出るようになった!」と市内はもちろん、市外の方々からお声掛け頂く事が、かなり多くなりました。外部からの評価が、市民の自信につながりるので情報発信にはとても力を入れています。

今年の4月には「戦略情報課」という新部署を設けました。市の情報発信はもちろん、これからの東かがわ市を示していく戦略もまとめています。早速、県内メディアに「東かがわ市をもっと扱ってもらうためには!?」とヒアリングに伺ったり、東かがわ市を出た若年女性に「東かがわ市に何が足らなかったのか」というインタビューを進め、今後のまちづくりにいかしていきます。

繰り返しますが、このまちは絶対に消滅させません。

そして、「誰もが知っている、ワクワクする東かがわ市」を必ず実現します。