【うえむらの政策】生活応援タクシーチケットの新設

政策ページを更新しました。

https://uemura-ichiro.com/policy

これから何回かに分けて、上村が考えている政策をブログでも紹介していきます。

東かがわ市長選挙までついに1か月を切りました。

立候補を表明して以来、市内全域を歩き続けていますが、高齢者の皆様から寄せられる声で多いのが「交通支援」です。

免許証を返納された、返納される予定、又は持っていない。そんな皆さまから「これからどうやって病院に行ったらええんやろうか。」「自転車の運転もきつくなってきたから、買い物に行くことも難しい」そんな声を本当に多く聞きます。

 

※免許証を返納された方々には県や市、そして民間企業から様々な支援事業があります。

http://www.pref.kagawa.jp/police/menkyo/pdf/hennou.pdf

 

交通に支障がある、不便に感じるということは、外出できる機会が減るということ。そうなると、運動不足や認知症の発症につながる可能性があり、市内のじいちゃんばあちゃんが不健康になってしまう。結果、このまちの財政を圧迫し、ただでさえ既に全国トップクラスである介護保険料がこれまで以上に上がることも推測されます。

 

じいちゃんばあちゃん子として育った私は心配でなりません・・・。

 

将来的には「自動運転技術」がこの問題を解決すると思います。先日小豆島で実証実験が行われるなど、確実に近づいています。

https://www.fnn.jp/posts/2420OHK

「自動運転技術」とは、自動的に車が自分の家まで迎えに来てくれて、目的地まで連れて行ってくれるといった、夢の技術です。

しかし、技術的課題や法的課題などもまだまだ多く残っており、実現は三歩先だと思います。

ならば二歩先、その手前には「コミュニティ交通」が期待されます。地域の中で、運転できる人が運転できない人を送迎する助け合いの仕組みです。これは市内で検討が始まっていますが、その仕組みづくりにもう少し時間が必要です。(誰が、誰を、どの順番で、何時に迎えに行って、どの順番で何時に下して、そしてお迎えをどうするのか。その車は?燃料は?等々)

 

大きな問題を解決する画期的な制度や事業は、市民の誰もが望むことだと思います。私自身も色々なアイデアが沸いて楽しみになりますし、新しく効果的なことにチャレンジしたい気持ちでいっぱいです。

 

でも、困っている方々は「今」困っています。

 

皆さまの声を聴くために「うえむら一郎と、語る会」を市内各地で開催しています。その会場は、地区の自治会館など出来るだけ皆さんの身近な場所、歩いて来れる場所を選んでいますが、遠方のためにわざわざタクシーで駆けつけてくれた年配のご婦人がいます。本当に有難いと感じると同時に、本来なら自分からお伺いすべきなのに申し訳ないと思いました。

 

スーパーへ買い物へ行くのにタクシーを利用するしかない地区の方もいます。費用のことも考えて、2週間に1回だけ買い物へ出かけるそうです。

 

他にも、多くの「今」困っている方々がいます。

 

国や県単位での様々な支援事業はあっても、地域の現状に合わせた細やかで迅速な対応は地方行政でなければできません。

 

だから私、うえむら一郎は「生活応援タクシーチケット」を公約に掲げますが、これは特別なことではありません。むしろ、在って当然の交通支援です。

 

もちろん、この制度で交通弱者の問題は解決しきれないですし、可能なら更に手厚くしたいと思っています。しかし、一日でも早く実行できることが重要だと考えます。

 

まず、すぐにできること、やるべきこと。

ここから始めていきます。

 

じいちゃん、ばあちゃんに元気でいてほしいから。

 

東かがわ市を一歩先へ。

 

東かがわラブ