東かがわよ、これが外部評価だ。

アベンジャーズのコピーが懐かしい。

以前、「東かがわ市はもっと外部から評価されることが必要」としましたが、「そしたら、今はどんな評価なん?」という、スタート地点をまずは押さえておきたい。

 

「ブランド総合研究所」という研究機関が毎年行っている、「地域ブランド調査」という調査データがあります。結果が発表される秋頃には毎年多くのニュースで扱われるので、目にした事がある方もいるかもしれません。

「市区町村別の魅力度ランキング1位に函館市」(@niftyニュース)

中には「え~?何で函館?だって、函館なんか~」と、懐疑的な方もいるかもしれませんが、その個人の印象を超えていくものが「ブランド」の要素のひとつだったりするのだと思います。

約1700ある全国の市区町村のうち1000の自治体を抽出し、各自治体に対する評価をランキングにしています。香川県においては、県内8市9町のうち8市4町(土庄、小豆島、直島、多度津)の12市町が調査対象となっています。この中で一番わかりやすい例として、「認知度」と「魅力度」の2項目を紹介します。

全国1000の自治体のうち、県内12の自治体のうち、東かがわ市の「認知度」「魅力度」は何位なのか!?

皆さんも予想してみてください!!

まずは「認知度」から。

 

 

 

 

 

 

 

全国:899位/1000自治体  香川県内:11位/12自治体

「何や、前回から上がっとるからええやん」と感じる方もいるかもしれませんが、そもそも極めて下位クラスの中で上下しているだけであり、どんぐりの背比べ並みであることはご認識頂きたいと思います。

 

次に「魅力度」!!

 

 

 

 

 

 

全国:913位/1000自治体  香川県内:12位/12自治体

何とも。。。

 

 

 

予想通りでしたか?

思っていたより低かったですか?

それとも、思っていたより高かったですか?

 

指標の一つとなるので、今後も推移をチェックする調査データではありますが、この数字が全ての評価指標とは思いませんし、今後、この順位を上げていくことが私の目的ではありません。しかし、東かがわ市が現状で市外、県外の方からどのように見られているのか、外部からどのような評価を受けているのか。それを示す事実でもあります。

ちなみに、当調査には自由記述の箇所もあり、「東かがわ市の産品は?」という質問に『鰹たたき』。「行きたい観光施設やイベントは?」という質問には『うどんフェスティバル』『善通寺公園』なんて回答もあり。もう、何か、そんなもんなんです。

 

 

私は悔しい。

東かがわ市はもっと評価を受けていい。市長選挙への立候補表明以降、東かがわ市中を歩き続けていますが、東かがわ市の魅力は本当にたくさんあります。よく言われることですが「地域の人は当然に思っているけど、他から見たら素晴らしいもの」という、場所、施設、そしてそれらに携わる”人”。そんな魅力や可能性がたくさんあります。

自分の好きなものが、他者に理解されない、知ってもらえない、それはとても辛く、寂しいことです。また、自治体の認知度、魅力度は存続の死活問題に直結します。知られていないと、選択肢にも上がらない。知られていなければ、知らない側からすると何もしていないのと同じ。そして、認知を上げようにも、情報化社会の今簡単なことではない。

「そんな無理して外の人に知ってもらおうとしなくても、地元で一生懸命頑張ってればいいじゃないか。」そんなお声を頂くこともありますが、その姿勢では先が見えているから、全国の自治体がシティプロモーションや町おこしの名のもとに、地域の認知や魅力を上げることに躍起になっている現実を見て頂きたい(それらの各活動の成功失敗はいろいろありますが)。

 

東かがわ市の認知度、それに伴う魅力度を上げていくことで、市の企業活動、移住者支援、観光政策へとつなげる。それが、自分が負っている使命のひとつであると感じています。そのターゲットやスパン、目指すべきところも見えてきましたし、協力していただける方々も集まりつつあります。

また改めて、皆さんにご紹介させて頂きます。

 

ランキングを追いかけない、とは言いましたが、これからはどんなに低くても平均点はとりたい。。。

 

 

東かがわ市を一歩先へ。

東かがわラブ。