4年前の公約はどうなった?~高齢者交通支援編~

子育て支援と同じく、交通支援政策として「年間1人10000円分のタクシーチケットの給付」を公約として掲げていました。しかし、予算面、制度詳細での設計不足により、市議会にて否決されました。

ただ、並行して、鉄道・バス・タクシーの事業者さんたちはもちろん、国や県の公共交通担当の方、そして何より市民の皆様を交えて、協議会を発足させていました。その中で、東かがわ市全体の中での公共交通の在り方、そして、高齢者交通支援について改めて議論を今日まで進め、これからの計画も策定しています。さらに、当計画に沿って以下のような実証事業も進め、東かがわ市の実情に適した交通政策の確立を目指しています。

【実証事業】

●グリースローモビリティ@引田

⇒ゴルフカートに似た車両を引田の街中にて、地元のボランティアの皆様の運行により実施
●定額タクシーチケット@水主/相生

⇒タクシー会社様の営業に支障がない範囲で、当該地区の高齢者にチケットを配布して利用状況を調査

●乗合いタクシー@小海

⇒小海活性化協議会の皆様に運行予約対応を頂き、サブスク方式で事業実施。

そして令和5年度は市内全域でタクシーチケットの実証事業を行い、手続きのやり方利用の状況を分析し、また次に繋げます!

これら実証事業の状況や検証結果については協議会の議事録等をご覧いただければと思いますが、どのやり方でも課題はあるので、市民の皆さんの利便性を第一に、協力団体の皆様と引き続き議論を進め、実現性をもってチャレンジしていきます。