新・温水プールは「幸せの拠点」

7月1日、東かがわ市の新温水プール「JOY FIT HAPPY BASE」がオープンしました!

前日のオープンイベントはもちろん、初日から本当に多くの方々にお越し頂いています!ありがとうございます。ネーミングライツを取得した、当プールの運営会社でもある㈱ヤマウチ様がつけられた、JOY FIT HAPPY BASE」。”市民の皆様に「HAPPY」を届ける「BASE」にする”という思いが込められています。

公式HPはこちら!プールはもちろん、ジム・スタジオ・浴室もありますので、会員登録をして、ぜひご利用ください!

 

さて、このプール建設に至っては多くの議論をしてきました。その中でも大きく2点。

まずは場所。

6月30日をもって、引田温水プールが閉館しました。老朽化によって建て替えは必須でしたが「引田からプールを移転させるか否か」はかなりの議論になりました。ここで優先したのは「利用者の利便性」。まず、将来的には小中学校の水泳授業を当プールに集約させる予定なので、引田・白鳥・大内大川の3校からのアクセスを鑑みる必要がありました。また、一般利用においては、より多くの方々に利用してもらうため、市内の方々はもちろん市外の方々の利用も視野に入れる必要もありました。「作ったけど、人が来ない」は最優先で避けなければいけない。という点において、市場性を考慮する必要があるため、民間企業の協力を得てサウンディング調査を行い、その結果も参考にして、「白鳥小学校跡が適地」と判断しました。

≪東かがわ市温水プール整備事業基本計画  参考資料2 温水プール建設に関するサウンディング型市場調査結果≫より

 

2点目は、如何に多くの方々に利用してもらえるか。

前述の通り「作ったけど、人が来ない」は最優先で避けなければいけないことですが、全国でも公共施設、特に人を寄せる施設に「人が来ない」は珍しい例ではありません。「行政が直接運営する」が、施設や制度の持続性を担保できる時代でもなくなりました。何より、施設のデザインはもちろん、敷地内における建物の位置や向き、そして運営をどうするのがベターか、という点において、残念ながら行政にそのノウハウがあまりありません。「であれば、民間企業の知見を活用したい!」というところから、市でははじめて「Design(デザイン)」「Build(建設)」「Operate(運営)」を一括発注する「DBO方式」を取りました。これにより、実際に運営しやすいようデザインや建設を行う、という効率的な施設を実現することが狙いです。

これらの経緯や判断基準、サウンディング調査結果等は、「東かがわ市温水プール整備事業基本計画」にまとめていますので、お時間あれば是非ご一読ください。

オープン当日、私も仕事帰りに泳いできました!かつて「誉水のトビウオ」と呼ばれた(?)泳ぎは影を潜め、1時間泳ぎ切るの精一杯でしたが、とても気持ちよかったです!プールもそうでしたが、平日夜間に関わらず、トレーニングジムも多くの方々で賑わっていました。嬉しい!

小学生時代に香川県8位に入賞した自分を超えるべく、頑張ります!!!