言ってませんか?「うちのまちには何もない」
挨拶回りをしている中で、本当によく聞くこのフレーズ。
「うちのまちには何もない」
少なくとも、大人たちがこう言っている町に、子どもたちが残ろうとは思わないでしょうし、市外の方も行こうとは思わないでしょう。この空気を払拭したい。市民の方々がそう言わない環境へ変えていきたい。
では、「何」があればいいのでしょう。ショッピングモール?遊園地?映画館?でっかいビル?はたまた??
国会議員秘書時代、香川県全域いろいろな所に行きました。不思議と、市外でも同じことを聞きます。一例です。
綾川町民「綾川町って何もないけんな。」
うえむら『ええー!あんだけでかいイオンあるし、お客さんの多い道の駅あるし、病院は大きいし、美味しいうどん屋さん多いし、市外ですけどレオマワールドがすぐそこやないですか』
綾川町民「だって、それだけやん。」
うえむら『!?』
もう一例。
高松市民「県庁所在地っていっても別に何もないしな」
うえむら『いやいやいや、サンポートから瓦町あって、住宅街から空港、塩江まであるやないですか!』
高松市民「言うてもそんなもんやん」
うえむら『!?!?!?』
「うちのまちには何もない」の根底にあるのって、施設とか物質的なものじゃないと思います。さらにイベントとか歴史とか文化とか、そういうものも、また違うと思います。
『自分のまちが好きかどうか、自分のまちに自信を持っているかどうか』
だと考えています。もちろん、施設や歴史文化も大切なのですが、根底にこれがないと何を作っても、誘致しても、どんな伝統文化があっても、「だってそれだけやん」になると思うのです。いや、絶対になる。
では、どうすればもっと自分のまちが好きになるのか。
愛国心とか愛郷心って、「大切だから持って!」とか「ほら、うちはこんなにええとこなんやで!」って言われて、簡単に持てるものではないと考えています。もちろん、自分の生まれ育った国や地域の歴史や文化を知ることは極めて重要ですし、他国・他地域に無いものを育んでいくことは大切なことです。ただ、「自分の地域を好きになれるか」というと、必ずしも直結しないと思います。
個人に置き換えてみても「自分なんて・・・」と自分に自信を無くしているときに「もっと自信持てぇ!」と言われてもなかなか持てるものではない。「自分に自信持とう!」と自分自身が思って持てるなら苦労無いわけです。
まちも個人も、必要なのは『外部からの評価』ではないでしょうか。『承認欲求』と似たようなものかも。
他人に認められる。「ええことやったやん!」「さすが!」「ようこんなんできたな!」と周りに評価されてはじめて、人は自分に自信が持てる。元気になる。誰にも知ってもらえず、誰にも理解されない人生程辛いものはない。
まちも同じだと感じています。自分のまちが全国TVに出たり、ネットでバズったら嬉しいじゃないですか。東かがわ市が全国TVに長尺で出ることがここ1,2年でありました。私もたまたま少し映ったりしたのですが、いろんな所で「自分、TV写ってたやん!」「何で出れたん!?」と言われました。みんな、見てるんだなあと。数年前、東京にいたとき、東かがわ市のふるさと納税がyahoo!トップに出て、掲示板やまとめサイトに出まくっているのを見つけたとき、とても嬉しかった。
メディアに出るだけではなくて、市外県外から人が来てくれる。物を買ってもらえる。関心を持ってくれている。知ってくれている。東かがわ市を市外の多くの方々が知って、理解してくれている。そんな環境を作りたい。
うえむら一郎は、東かがわ市を「元気なまち、自信ををもてるまち」に変えていきます。
そのためにも、うえむら一郎は「誰もが知る東かがわ市」を実現します。
PR会社、広告代理店で培った経験を活かし、東かがわ市を全国で、世界で宣伝し、営業してきます。東かがわ市の知名度を高めて、企業活動や移住者支援、観光政策につなげています。
ただ、それだけではなくて、全国・世界の皆様に東かがわ市を知っていただくことで、市民の皆様がもっと東かがわ市を好きになってくれる。そんなまちをつくります。
東かがわ市を、一歩先へ。
東かがわラブ。